数値リテラルで型を明示的に指定する方法です。
たとえば123という数値を指定する場合、ただ123と指定するだけだとint型と判定されてしまいますが、明示的にlong型としたい場合などです。
このような場合は以下の表のように、数値の後ろに型を表す記号を付加します。
指定したい型 | 記号 | 例 | 備考 |
---|---|---|---|
byte型 | - | 123 | リテラルは無し。 |
short型 | - | 123 | リテラルは無し。 |
int型 | - | 123 | リテラルは無し。整数値はデフォルトでint型となる。 |
long型 | L | 123L | |
float型 | F | 123.45F | |
double型 | D | 123.45D | 省略可。小数値はデフォルトでdouble型となる。 |
メモ
- 整数値はデフォルトでint型、小数値はデフォルトでdouble型として解釈されます。
- リテラルの記号は小文字でもOKです。 例)F → f
- 関連項目
⇒ [Java] 数値リテラルで進数を明示的に指定する