ArrayListでint型などの基本データ型を扱う方法です。
ArrayListなどのList型にはint、doubleなどの基本データ型(プリミティブ型)を入れることはできませんが、 ラッパークラスを使えば基本データ型を扱うことができます。
サンプルソース
例)ArrayList型に数値を代入したサンプル
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import java.util.ArrayList; public class Sample { public static void main(String[] args) { ArrayList<Integer> ar = new ArrayList<Integer>(); ar.add(100); ar.add(200); ar.add(300); System.out.println(ar.get(0) + ar.get(1) + ar.get(2)); } } |
- 結果
- 600
ラッパークラスというと難しく聞こえますが、型指定の所をintではなくラッパークラスのIntegerを指定するだけです。
厳密には型変換が必要ですが、自動でやってくれるのでいつも通り数値を指定するだけでOKです。
基本データ型(プリミティブ型)とラッパークラスの対応表
基本データ型 | ラッパークラス |
---|---|
byte | Byte |
short | Short |
int | Integer |
long | Long |
float | Float |
double | Double |
char | Character |
boolean | Boolean |
ラッパークラスのパッケージは全て java.lang.* です。
備考
- int以外の基本データ型をList型で扱う時も、対応するラッパークラスを使えばOKです。
- ちなみによく使用するString型は基本データ型ではないので、String型のラッパークラスというものはありません。