Javaで二重ループを抜けるは、ラベルbreakを使用します。
二重ループを抜ける
二重ループ内で単にbreakしただけだと、
以下例1のように外側のループに戻ってしまします。
例1)二重ループ内でbreakした例
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for(int i=1;i<=5;i++) { for(int j=1;j<=5; j++) { System.out.println(i + "*" + j + "=" + (i*j)); if(j>=3) break; } } |
- 結果
- 1*1=1 1*2=2 1*3=3 2*1=2 2*2=4 2*3=6 3*1=3 3*2=6 3*3=9 4*1=4 4*2=8 4*3=12 5*1=5 5*2=10 5*3=15
二重ループを完全に抜けるにはラベルを使用します。
例2)二重ループ内でラベルを使用したbreakをした例
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LABEL01:{ for(int i=1;i<=5;i++) { for(int j=1;j<=5; j++) { System.out.println(i + "*" + j + "=" + (i*j)); if(j>3) break LABEL01; } } } |
- 結果
- 1*1=1 1*2=2 1*3=3 1*4=4
ラベルを使うと完全に抜ける事ができます。
備考
- ラベルbreakは、break時に戻りたい箇所にラベルを張り、breakと共にラベルを指定することで一気にbreakします。